April Shower。
4月も今日で終わり。だいぶ暖かくなって来ている気配ですね。
先日なんて早くも半袖のご婦人を見かけましたよ。季節先取りにも程があるだろうという感じです。
なにしろこっちなんかちょっと風が吹いたらまだまだ「寒いっ!」って言ってしまいがちですからね。
朝起き抜けなんてもう小指の爪とかすごい紫色ですからね。
大型連休の後半は毎年しばしばそうであるように、ツーリングの予定が入っておるわけです。
と言うことで、マグな〜にゃ(バイクの名前)がちゃんと動くかを確認するためにちょろっとソロツーリングと洒落込んだのです。
マグな〜にゃも車齡12年を超え、13年目のシーズン入りとなりました。
さすがにあちこちサビや汚れ、キズが目立って来ています。
13年目と言えばプロスポーツ選手であればベテランの域に入るレベル。
今シーズンも故障することなくシーズンを終えられれば良いなと思います。
そんなわけでシーズン開幕戦本日、いきなり通り雨に出くわす悲運。
そりゃあこっちは往年の中嶋バトンも斯くやと言うほどにレインコンディションに強みを発揮するタイプとは言え、準備のない状態で降り出されてはピットも慌てると言うものです。
とは言えまぁ、今シーズンはヘルメットもカッパもついでにバイクカバーも新調して気合充分です。
まあ今年も年間走行距離 1,000Kmくらいとかになっちゃうかも知れませんが・・・。
花瓶はアルストロメリア。
JA上伊那の人が売りに来ていました。
遠くから実にご苦労様なことです。
暑さ寒さを彼岸以降に持ち越す系。
4月も後半となりそろそろ通勤の折りに外套を羽織る姿もだいぶ少なくなって来ておる模様です。
希代の寒がリスタであるところのチェシャさんは、さすがにマフラーは4月アタマに外れましたが、今なおコートの類いはなかなか脱げぬ。
なぜならチェシャさんにとってコートを脱ぐと言うことはニット帽をキャストオフすることと同義だからです。
チェシャさんの人となりを知っている方はご存じの通り、チェシャさんは10数年来のトゥキン。
暑さ寒さにこの上なく敏感なのであります。
この乙女の如き柔肌を風雨に晒す決断をするのはなかなかに勇気の要ることです。
しかしその時ももう間近に迫ってるのではないかと。
とりあえずしばらく暖かい日が続いてくれるのを祈るばかりです。
花瓶はトルコキキョウと霞草。
熊本産らしいですよ。
答えは風の中にある。
春は別れと出逢いの季節、そして終わりと始まりの季節だとか。
そんなわけで今週は宴席が続きなんだか疲れ気味です。
そんな中、先日はまたちょっと実家に顔を出して来ました。
庭の桜も今が盛りと言う感じでございました。
そして少しだけ実家の猫と和解できたような気がしないでもない気配をそこはかとなく感じ取ったような空気を醸し出しましたよ。
しかし相変わらず写真は撮らせてはくれぬ。
そして本日は、半期に一度の脳内でただただ延々と「風に吹かれて」をリピートし続けるだけの1日でした。
今回の試験会場は東北大学川内キャンパスでありました。
もうアレですね、地下鉄駅を降りたらもうそこがキャンパスですもんね。便利にも程がありますね。
ところで、チェシャさんもわりと最近知ったんですが、東北大学の学生を嘲る表現として「イカトン」なる言葉があるそうですね。
チェシャさんのような「狭き門より入れ」と教えながらも入学の門戸は県内一広いと言う自己矛盾を拭えない私学を出た三流人間にとっては「うおっ東北大学でヤンスか旧帝大の御仁でヤンスか、あっしのような地頭の弱い下々の者が同じ空気を吸っててすいやせん午後ティー買って来やすかゲヘヘ」みたいな卑屈な態度を崩せないわけですがね。
花瓶はアルストロメリアとスターチス。
カーネーションは一部先週から続投です。
糸。
母を見送りました。
一連の式にはビックリするぐらいたくさんの人達が集まってくれました。
世の中の潮流よりもずっと前時代的で保守的で変化を忌避するような地域で、女性、しかも相対的に外部と関わりの薄い専業主婦であった母が、父を含め近隣の人々誰もが驚くような数の人々に見送って頂いた。
感謝の念に堪えません。
父は「母さんは敵を作らない人だったからな」と笑っていました。
(まあそんな母も人の好き嫌いは相応にあったようですが)
ここでも一度話題にしましたが、母の病状は回復傾向にあり、それが故の今回の一件となってしまったようです。
端的に言うと母が受けた治療には相応にリスクがあり、そのリスクを拾ってしまったと言うわけです。
我々サイドは努めて楽観的に考えていたため完全に寝耳に水で、一通り見送りが済んで落ち着いた今もなお、正直なところ現実感に乏しいとさえ感じています。
ただ、すぐそばで母をずっと見守って来た父にとってはそうではないかも知れない。
母が去り灯火が消えたような我が家には老いた父と、故あって家を離れられない兄が残るばかり。
チェシャさんは大学を出て、その数年後に実家も出て、以来だいぶ長いこと自由気侭な暮らしを許してもらっていましたが、そろそろあの家に戻るときが来たかと思います。
差し当たっては完全に『他所の人』扱いされている飼い猫から信頼を勝ち取ることから始めなくてはなりません。
あと実家にいると周りの人々に影響され自然と訛りが酷くなります。
急なお休みを頂いたためおシゴト場と電話でやりとりする機会も相応にあったのですが、その際にうっかりと訛りが出て「おっと」となってしまうことが幾度かありました。
花瓶はカーネーション。
毎週花を活ける意味がひとつ増えてしまいました。
枯葉散る白いテラスの午後3時。
桜はまだかいな。
お彼岸ですね。
スペイン語で「巨人」と言う意味ですね。
そんなわけで本日は実家に軽く帰省をして参りました。
ここではこれまで全くおハナシしたことがありませんが、昨年ぐらいから実家の母が入退院を繰り返しております。
そして年が明けて1月終わりのあたりからまた入院し、改めて検査をしてみたらどうやらこれは穏やかじゃないんじゃないか、と言う話に。
で、地元のイナカの病院から市内の病院に転院し、きちんと調べてもらったところ、案の定と言うかなんと言うか、肺にガンが見つかった。
手術が出来ないほどに発見が遅かった割には恐らく非常に幸運なことに骨や脳などへの転移は見られず、腫瘍は肺だけに留まっておるそうです。
以来抗がん剤の投与やら放射線治療やらを重ねて来たわけですが、良い感じに治療効果が出て先日なんとか退院にこぎ着けるまでに回復。
2カ月ぶりぐらいに住み慣れた我が家への帰還が叶ったわけです。
母のケースは恐らくかなり幸運な方で(ただまあ根治は見込めないらしい)、治療を続けていけば進行を可能な限り遅らせることは出来るようです。
今後は、最近認可されたばかりの、えらいお高いお薬を使った免疫治療に入るようです。
自己負担金も相応ですが、そうでない部分は当然公庫が支払ってくれる。
高齢者医療制度に感謝の念が尽きませんが、逆に言えば母が肺ガンになりさえしなければ生じなかったはずの支出です。
そんなわけで、チェシャさんはもともと一部のマナーの悪い喫煙者の皆さんに非常に厳しい目を向ける性質(たち)でしたが、この一件以来いっそう「歩きタバコとか●ねよクズが」と言う思いを禁じ得なくなったのでした。
実家の裏の梅の樹が良い感じに花をつけていました。
桜の樹も少しずつ蕾が大きくなって来ていました。
花瓶は白のマーガレットとピンクのガーベラ。
いわゆるひとつの【揺花草子。】セットでございます。