桜はまだかいな。
お彼岸ですね。
スペイン語で「巨人」と言う意味ですね。
そんなわけで本日は実家に軽く帰省をして参りました。
ここではこれまで全くおハナシしたことがありませんが、昨年ぐらいから実家の母が入退院を繰り返しております。
そして年が明けて1月終わりのあたりからまた入院し、改めて検査をしてみたらどうやらこれは穏やかじゃないんじゃないか、と言う話に。
で、地元のイナカの病院から市内の病院に転院し、きちんと調べてもらったところ、案の定と言うかなんと言うか、肺にガンが見つかった。
手術が出来ないほどに発見が遅かった割には恐らく非常に幸運なことに骨や脳などへの転移は見られず、腫瘍は肺だけに留まっておるそうです。
以来抗がん剤の投与やら放射線治療やらを重ねて来たわけですが、良い感じに治療効果が出て先日なんとか退院にこぎ着けるまでに回復。
2カ月ぶりぐらいに住み慣れた我が家への帰還が叶ったわけです。
母のケースは恐らくかなり幸運な方で(ただまあ根治は見込めないらしい)、治療を続けていけば進行を可能な限り遅らせることは出来るようです。
今後は、最近認可されたばかりの、えらいお高いお薬を使った免疫治療に入るようです。
自己負担金も相応ですが、そうでない部分は当然公庫が支払ってくれる。
高齢者医療制度に感謝の念が尽きませんが、逆に言えば母が肺ガンになりさえしなければ生じなかったはずの支出です。
そんなわけで、チェシャさんはもともと一部のマナーの悪い喫煙者の皆さんに非常に厳しい目を向ける性質(たち)でしたが、この一件以来いっそう「歩きタバコとか●ねよクズが」と言う思いを禁じ得なくなったのでした。
実家の裏の梅の樹が良い感じに花をつけていました。
桜の樹も少しずつ蕾が大きくなって来ていました。
花瓶は白のマーガレットとピンクのガーベラ。
いわゆるひとつの【揺花草子。】セットでございます。