「偉いのはお前ではなくお前の肩書きだ。」
いつものように近所のショッピングセンターにお買い物に出たのです。
お休みの日の昼間と言うこともあり店内にはお客さんも多く家族連れを中心に老若男女幅広い年代で賑わっていた。
そんななか、40代かそこらぐらいのオッサンがお店中に響き渡るぐらいの大声でなにやら店員さんに向かって激しく怒鳴っているのを目撃しました。
オッサンの剣幕に店員さんはただただ大人しく頭を下げるばかり。
その様が気に入らないのかオッサンはなおも怒号を繰り返す。
弁えろクズが。
と思いました。
遠巻きに心配そうに見つめていた他の店員さんに「やめさせた方が良いんじゃないですか?」と言ってはおきましたが、その後まだしばらくオッサンの怒声は店内に響いていたようです。
問題解決や自分の意見を通すと言う目的のために相手を恫喝・脅迫したり謝罪を強要すると言うやり方をとるのは全く無意味だし、様々な面で「コストが合わない」と個人的には思っています。
つまり得られるものは何もない。クッソ下らない一時的な愚にも付かない優越感以外にはね。(そしてチェシャさんはそれすら意味がないと思ってるし)
相手がその恐喝に屈して結果的に何らかの便宜を得られたとしても、そんなもので得したと感じたらもう品格的にアウトでしょうと。
衆人環視のなか憚ることもなく他人を恫喝して恥じることもない品性はチェシャさんには全く理解できませんが、実はチェシャさんは随分昔から40代50代のオッサンは要注意と常に思って来ていた。
そんぐらいの歳になると、所属する組織の中でもそこそこのポジションになって来るし、収入も増え生活に余裕が出て来るし(一般論)で、会社的地位の向上が社会的地位の向上と安易に誤認し「オレは社会一般的に偉い」と思い込む輩が増える年代なのだと思うのです。
その「偉い」は良いとこお前のいる組織とその周りだけの範囲に留まると言うのにね。
そんなわけでチェシャさんも「偉さ」をはき違えたクソオッサンにならないようにしようと誓いを新たにしたのでした。
鴉組公式サイトに今後のライブのスケジュールを載せました。
8/27(日) に LIVE HOUSE enn さんに、9/18(月祝) に山形で開催されるとっておきの音楽祭に出ます。
花瓶はスプレーカーネーション。
活けたばかりなのでまだ大して開いていませんが。